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i-Construction(ICT施工)について


i-Constructionとは国土交通省が2016年度より進めているプロジェクトの1つです。

設計、施工、測量、検査、管理の事業プロセスでICT技術(情報通信技術)を導入し建設生産システムの生産性向上を目指す取り組みです。

目指すべきものとして


•一人一人の生産性を向上させ、企業の経営環境を改善

• 建設現場に携わる人の賃金の水準の向上を図るなど、魅力ある建設現場へ

• 建設現場での死亡事故ゼロに

• 「きつい、危険、きたない」 から 「給与、休暇、希望」 を目指して

ICT技術の全面的な活用(土工)


①ドローン等による3次元測量

 ⇒ドローン等による写真測量等によ り、短時間で面的(高密度)な3次元測量を実施。

 

②3次元測量データによる設計・施工計画

 ⇒3次元測量データ (現況地形)と設計図 面との差分から、施 工量(切り土、盛り土量)を自動算出。

 

③ICT建設機械による施工

 ⇒3次元設計データ等により、 ICT建設機械を自動制御し、建設現場のIoT(※)を実施。

※IoT =  Internet  of  Things  モノのインターネット。様々なモノにセンサー等が付され、ネットワークに繋がる状態の事。

 

④検査の省略化

 ⇒ドローン等による3次元測 量を活用した検査等によ り、出来形の書類が不要と なり、検査項目が半減。

高精度ICT 測量による斜面施工への対応


杭ナビショベルセンサー「X-M3x」と「LN-150」は機器を連携させることで斜面における安全かつ高精度な測量技術が確立されます。 

最大130m 前方まで誤差3.0mm の高精度測量が可能になり遠距離測量が出来るのと同時に、測定可能角度が-30°~+55°までと幅広く、急斜面においても安全で高精度な測量技術が確立されます。

LN-150
LN-150
高精度ICT施工
LN-150と杭ナビショベルセンサーX-M3x の連携効果

杭打ち・墨出し作業の生産性向上


杭ナビショベルセンサーX-M3x
杭ナビショベルセンサーX-M3x

「杭ナビショベルセンサーX-M3x」と「SiTECH 3D」で

は、ショベルカーの位置情報データがセンサー毎秒20 回のリアルタイムデータ更新されることにより、細かな位置調整の都度に手作業で計測しなおす手間が削減されます。

作業人員も現状の3 人7 日間体制から、3 人4日間体制へ延べ日数で42%短縮することができるようになります。

バケットスケールによる土砂搬出作業の効率化


自動荷重測定装置「LOADEX100」
自動荷重測定装置「LOADEX100」

自動荷重測定装置「LOADEX100」を導入することで、

バケットからダンプカーに土砂を積み込む際の積載量をリアルタイムで測定します。

バケットに本装置を取り付けることで、盛土や土砂搬出時における1 回あたりの土砂量が計測できるようになります。

これにより過積載による法令違反や過少積載による効率性の低下を迅速に防ぐことが可能になり、現在ダンプカー1台あたり15 分、中規模の宅地造成で約1,300 台分の測定時間がゼロになるため大幅な効率化が進みます。